つるがしま里山サポートクラ 活動報告書(令和5年度2024
活動日時
曜日
開始
終了
9:00
1230
藤金市民の森
活動名称
藤小 植樹と焼き芋体験
報告者:吉井
1、活動目的
8年前から依頼されて実施している藤小 3年野外学習支援を今年も依頼されました。
今年は6月から実施となりました。小学生が樹林地や河川の里山環境と触れ合うことで、生
態系サービスを実感できまし。7月には流しソーメン体験も実施しました。
3年生の最後の思い出として、記念植樹と、焼き芋体験を行いたいとの要望を担任の先生
から依頼され、実施することになりました。藤金市民の森で植樹体験をし、市民の森広場で
焼き芋体験して、藤金市民の森を大切に思ってくれる子供が増えることを期待します。
2、活動内容ほか
早朝まで雪が降っていましたが、日がのぼるにつれて雨に変わり、8時ごろには雨も上が
りました。8時半、藤小の3年生担任と天候を確認してイベントの決行を決めました。
9時にスタッフが集合し、逆さ木倉庫と、東市民センター、藤金シルバー倉庫から半割の
ドラム缶を集め、藤金市民の森で集めた枯れ竹を燃やしました。子どもたちが来場する10
時半には、ドラム缶いっぱいに竹炭ができ、焼き芋のスタンバイとなりました。
3年生68名が来場すると、植樹と焼き芋の説明を行なった後、芋を新聞紙で包み、水
浸してからアルミホイルで包む焼き芋準備を子供たちに体験してもらいました。 ホイルで
巻いた芋をドラム缶に並べ、竹炭をかぶせ、竹炭の上に市販の木炭をすこし乗っけたうえに、
残りの竹を少しだけ燃やして、温度調整をしました。
ドラム缶の芋を並べた後、植樹体験を行いました。圏央道側の歩道沿いに、準備した子
岸桜4本を並べました。協力参加してくれた父兄が掘った穴に桜を置き、子どもたちに土を
かぶせてもらい記念植樹となりました。植樹体験が終わると、森のゴミ拾いを行いました
11時半をすぎたところで焼き芋が焼き上がり、ひとり一本づつ食べてもらいました。
芋は、短時間で焼けるよう手で握れるくらい細い「紅はるか」をリクエストした結果、ねら
いどおりしっとり甘く美味しい100本を超える焼き芋が焼き上がりました。ちなみに担任
の先生によると、焼き芋屋の助言により、2日前から芋を水に浸しておいたそうです。初め
て聞いたノウハウですが、それも美味しく焼けた原因でしょう。美味しく焼き芋を食べ終わ
った後に、エンディングイベントとして、児童からお礼の手作りメダルをもらい、今年度の
野外体験が終了しました。
3、評価:
最近の当クラブでの焼き芋づくりでは、太目の芋が焼き時間が不足で、うまさを引き出せ
ない事態が続いていたため、ほそめの芋を調達してもらった。市民の森の枯れ竹をできるか
ぎり集めたことで、煙を出さず焼き芋に充分な竹炭を1時間そこそこでつくることができ
ました。美味しい焼き芋をつくる条件をそろえられたことで、焼き芋体験をした児童も、
力してくれた父兄も美味しい焼き芋が食べられ、満足した結果となりました。 桜の植樹
も、児童の希望にそったもので、市民の森の脇道を通るたびに、植えた桜を眺められること
になり、良い記念になったと思います。
4,課題
今年の藤小3年生の野外授業は、埼玉県のホームページにて、今年度の特色のある体験活
動として紹介されています。夏に開催された教育委員会の会議でも、話題になりました。
来期の野外学習の内容は、次の担任教師が決めます。今年も今年を参考にして、楽しい野
外授業を提案してほしいものです。
<里山参加会員>
小澤邦、柳川、小沼、佐野英、金、上見、牛島、吉井
<活動写真>