つるがしま里山サポートクラ 活動報告書(令和6年度2024 年度
活動日時
曜日
開始
終了
17
9:00
1230
藤小学校
活動名称
藤小 流しソーメン体験協力
報告者:吉井
1、活動目的
8年前から依頼されて実施している藤小 3年野外学習支援を今年も依頼されました。
今年は6月から実施となりました。小学生が樹林地や河川の里山環境と触れ合うことで、生態
系サービスを実感し、未来にむけて鶴ヶ島地域の生態系サービスを増大してくれることを期待
します。
昨年担任教師の強い要望があり、市民の森の竹を使用した流しソーメンを行ったところ、子
ども達に大好評となった。なお、埼玉県の教育局から特色ある体験活動の例としても紹介され
ました。今年も3年生担当教師からの依頼があり。流しソーメン体験会に協力した。
2、活動内容ほか
スタッフは、9時に集合し、今回使う樋づくりを行った。また、子ども達の体験活動のため
に、お椀づくりの竹細工作業場として、木陰に3枚のブルーシートを敷いて、竹置き台と竹ノ
コギリを配置した。また西側通路木陰に流しソーメンの樋を3本2組設置した。
10時過ぎに児童が集まり、お椀づくりと流しソーメンの説明をした。その後、スタッフ
より流しソーメンの樋づくりを見学してもらった。
10時半ごろから竹細工体験となるお椀づくりを始め、自分の分と、保護者、教師の分ま
本日使うお椀を作った。
11時15分くらいから、ソーメンを流す担当と、食べる担当に分かれ、流しソーメン体験
を始めた。コロナの伝染回避のため、割りばしを大量に準備し、お椀にいっぱいソーメンを確
保して、それを食べた箸は廃棄し、次は、しい箸でソーメンを取ることにより、唾のついた
箸で流れるソーメンを触らない手法を実施した。 児童は、お椀二杯のソーメンを食べること
ができて、満足してくれたと思う。12時前に児童の流しソーメン体験は、終了し、給食時間
なった。 協力してくれた保護者と、我々スタッフは、残りのソーメンをたいらげ、イベント
終了となった。
3,評価:
太い孟宗竹で作った樋と、真竹で作った脚を使っているため、伝統的な本物の流しソーメン
体験の雰囲気があり、子どもたちに大好評であった。協力してくれた保護者も新鮮な流しソー
メン体験に喜んでくれた。我々も学校の授業で流しソーメンに協力し、参加児童から笑顔で感
謝されたことは、里山クラブの活動の一つの目標でもあるため、心地よい達成感を味わえた。
4,課題
80名を超える児童に竹細工の指導を行うには、スタッフの人数がすくなすぎた。昨年は児
童70名であり、父親の協力参加があり、手伝ってもらえてあわてることはなかった。今年は、
11時を過ぎても、お椀づくりが終わっていない児童が数人いて、予想外であった。
なお、昨年同様35度くらいの猛暑日となったが、水道の近くに木陰が見つかり、お椀づく
りも流しソーメンも木陰で実施することができた。スタッフの平均年齢を考慮すると、猛暑の
炎天下では、要注意です。
<里山参加会員>